2019.10.14掲載 徳島県立ひのみね支援学校

1人ひとりができることは小さくても、
活動を通じて、未来を考える大きなきっかけに

支援や寄付が、環境問題を考えるきっかけに
「私たちの未来、地球の未来のため、環境に優しい学校づくり」というスローガンを掲げています。ISOの活動に加え、2017年からはユネスコスクールの取組みを、子どもたちと共に、日頃から行っています。校内では、コピー用紙をリサイクルしています。使用済みの面に、子どもたちがデザインしたオリジナルスタンプを押すことで、啓発に繋がっています。また、ペットボトルキャップのリサイクル活動は、毎年、ワクチン支援に役立てています。昨年度は、21万5166個、重さにすると75.3kgも集まりました。保護者や交流校に呼びかけ、卒業生を含む多くの方々の協力をいただきました。
今年度は、エシカル甲子園に参加することもあり、「エシカル消費」について、考える機会を持つことができました。子どもたちだけでなく、教職員たちも意識を変えるきっかけになりました。

 

エシカル消費の普及活動を実施
自然とのふれあいから様々なことを受講者自身が積極的に学ぶだけでなく、基準を満たした優秀な修了者を徳島県が生物多様性リーダーとして認定する仕組みが整っています。5年間で70名以上の受講者が生物多様性リーダーに認定さ校内に、約8メートルにもなるびわの木と、何年も保管されていた大量の使用済み粘土がありました。これらを活用して「何かできないか」と、グッズ作りがスタートしました。伐採したびわの枝は、細かく輪切りにして磨き、デコレーションを施しました。また、練り直した粘土から、陶芸作品を作りました。これらをマグネットにして、配布をしました。自分たちができる活動を通じて、社会貢献できればと考えています。

 

10年続く、年7回の「ごみゼロの日」運動
小学部、中学部、高等部が各2回ずつ、教職員と協力して、学校周辺のごみ拾いを行っています。「自分たちができることを」と、続けている活動の1つです。児童生徒の中には、教職員が考案し、作製したオリジナルのごみ拾いグッズを使い、くっつけたり、すくったりと、自分でゴミを拾う工夫も。さらに、保護者も取り組んでおり、多くの有志で集まっていただき、いつも感謝しております。
 


 

徳島県立ひのみね支援学校
徳島県小松島市中田町新開4-1
TEL:0885-32-7847 FAX:0885-32-5686

2019.10.14掲載 徳島県立ひのみね支援学校