2018.3.29掲載 阿南市立見能林小学校

オリジナルキャラクターズと
地域との連携で児童の環境意識が向上

学校が一丸となって取り組んだISO活動
「学校と地域で育てよう!自然を大切にし、郷土を愛する見小プロジェクト」をテーマに、節水・節電・ゴミの分別など、身近なところから取り組みました。まず、校舎のスイッチと水道に、電気と水を大切にするための掲示物を手作りし、貼りました。電気使用量は、昨年と比較できるように月ごとにグラフで掲示しました。6月、7月の電気使用量が、昨年より約2000kWhも削減するという効果もあり、驚きました。高学年が低学年をサポートすることが文化として根付いているため、低学年の水の使用時に、高学年の積極的な声がけなども多く見られました。
また、地域と連携した環境学習では、EM菌を活用したプール清掃を行いました。全校児童が家庭から持参したお米のとぎ汁で、300Lタンクはすぐに満タンに。発酵させたとぎ汁を、児童達は鼻を押さえながらプールに流し入れました。再び3週間後、一生懸命に掃除する姿は印象的でした。

 

オリジナルキャラクターズが誕生
児童会、フラワー委員会、グリーンエコ委員会が中心となり、ISOを推進するためのキャラクターを考案しました。児童から応募を募り、水を大切にする「しず君」、緑を大切にする「ハッパさん」、電気を大切にする「ピカリン」の3つのキャラクターが誕生しました。キャラクターズは、掲示物などで多く目にする機会も増え、ISOの活動に興味と親しみを持ってもらうことに繋がっています。

 

劇を通じて広がったISO活動
12種ある委員会のそれぞれの活動紹介の場となる全校行事「わくわくミニ集会」で、ISOの啓発活動としてオリジナルの劇を披露しました。限られた時間の中でセリフを覚え、劇を完成させるために猛特訓。大変でしたが、劇内で登場するキャラクターズの必殺技「エコビーム」が校内でブームになるなど、嬉しい出来事もありました。来年度は組織を再編成し、ISOの活動にさらに力を入れたいと考えています。

 

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▲児童のアイデアで生まれたキャラクター

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▲劇を披露する委員会のメンバーたち

 

阿南市立見能林小学校
〒774-0017 徳島県阿南市見能林町西内35
TEL.0884-22-0506 FAX.0884-22-3124

2018.3.29掲載 阿南市立見能林小学校